コルゲート加工・コルゲートフィンとは
コルゲートとは、『波型の、波打った』という意味。材料を波状に加工することで、薄くて強い構造をつくることができます。コルゲート加工により、金属に新たな特性を付加することができます。主に自動車のラジエーターのような冷却装置やエアコンなどに使われており、形状によりコルゲートフィン、オフセットフィン、ウェービングフィン、パイプフィンなどがあります。
コルゲート加工品の特長
- 軽量
- 強度が高い
- 柔軟性がある
- 施工が容易
- 放熱性が高い
- 耐久性に優れている
- 省スペース
コルゲートフィンとは
コルゲートフィンとは、ラジエーターなどの放熱装置に使われる、波形に折り曲げられた金属板のことです。放熱効果を高めるために、素材にはアルミや銅などの熱伝導率の高い材料が使われることが多いです。
薄板金属板コルゲート加工の主な用途
自動車のラジエーター、ルームエアコン・空調設備、コンピュータのサーバルーム、冷凍冷蔵車、チラー、フィルター、半導体パワーモジュールの電力変換装置・制御機器の冷却など
コルゲート加工の種類
コルゲートフィン | オフセットフィン | ウェービングフィン |
コルゲート加工パイプ | 加工品各種 |